住まい賢学 ニューイングランドから

ここの滞在はもう何度目でしょうか。ニューイングランドから住まいとデザイン、大学と人々、様々な情報をお伝えします!

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9月12日 安藤忠雄氏の最新作品

先日のハリケーン・グスタフは大規模な避難命令のせいか、被害は最小限に食い止められたとか。その後“ハンナ”“アイク”と続き、今日もテキサス地方を“アイク”というのが通過中です。100万人以上に避難命令だそうです。“命令を無視する人は死に直面することもある”という役所の見解も出されています。
ところで、8月にサマープログラムで来ていた学生たちと一緒に安藤忠雄氏の最新作品を見学しました。マサチューセッツ州のバークシャー地方Williamstownという人口1万人足らずの町にあるThe Sterling and Francine Clark Art Institute内のStone Hill Centerです。今年6月22日にオープンしたばかりの建物で、アメリカ国内ではたしか3つ目だと思います。雑誌TIMESでも取り上げられ話題になっていました。ボストンから車で2時間くらいかかり、なかなか普通の旅行では行きにくいところですが、研修プログラムの中に同じバークシャー地方にあるハンコック・シェーカービレッジが含まれていたので、ちょっと無理して計画の中に入れてもらいました。バークシャー地方は、北はバーモント州、西はニューヨーク州に接しており、ちょうど軽井沢のような気候でボストンシンフォニーの夏の本拠地タングルウッドでも知られています。The Clark ともいわれるThe Sterling and Francine Clark Art Instituteはニューヨークの大富豪Clark夫妻の個人コレクションをもとに設立された美術館を中心にWilliams Collegeとタイアップした美術史・評論や美術品の修復保存技術の教育プログラム(大学院)でも知られているとのことです。そのせいか美術館にある美術品の数々は他の美術館と比べると色彩が鮮やかです。
安藤忠雄氏が設計を依頼されたStone Hill Centerは緑豊かな敷地の奥にあり、美術品の修復保存スタジオと展示室が併設、入館者は中庭から修復の様子を見ることができるというものです。あふれるような自然の緑を内部空間と連続させたりや、コンクリートの壁で額の絵のように切取って際立たせるなど、安藤作品の特徴がよく見られました。ただ建物と美術品を十分楽しむには滞在時間2時間では短すぎ、残念でした。
7・8月は毎日開館、そのほかは月曜休みです。入館料は6月から8月は$12.5、11月から5月は無料。また教育プログラムの一環で学生には無料で公開されています。

stonehill

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